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農閑期中のぶどう園の修繕作業
10月の中頃になって、天気も安定し日中も涼しく、農作業をしていても気持ちがいい気候になりました \(^o^)/
9月はほんとうに雨が多くて台風も来たりで、思うように仕事がはかどらなく、連日の大雨でぶどう園の土が掘れてしまった場所が数か所出来てしまい大変でした(T_T)
掘れたところを修繕するのに4㌧ほどの土を運んでもらい、200個以上の土のう袋を作ったので筋肉痛が連日でした(笑)
作った土のう袋で土砂どめをしてから、掘れた場所に土を入れる作業で、もう少し時間がかかりそうです(╥ω╥`)
でもこういった農閑期の修繕の仕事が、これからもぶどう栽培を続けていくうえですっごく大切だと思っているので、基盤を大切に頑張ってゆきます (*・∀-)b
「芽傷入れ」の作業
今までは地温を上げるためと早めに芽吹かすためにハウス内の温度と湿度を高く管理していましたが、これからは芽を揃わすために20〜25度ぐらいに調節し始めました(^^)v
地温が上がり、ぶどうの樹が休眠状態から目を覚ますと樹液の流動(水揚げ)が始まるます。
その時に 芽傷バサミという特殊なハサミで芽の近くに傷を入れる 、”芽傷”という作業をします 。
ぶどうには頂部優先性と言って、先端の芽ばかり強く伸び、 根元の方は芽が出にくいという性質があります。
これは『オーキシン』と言う植物ホルモンが関係しているのですが、先端の芽に植物ホルモンが多く流れ、根元のほうの芽を通り過ぎていくので、そのホルモンの流れを遮断するために、芽の近くに傷を入れて、オーキシンの流れを遮断します。
こうすることで、まんべんなく芽が発芽してくれます(^-^)v