「芽傷入れ」の作業

今までは地温を上げるためと早めに芽吹かすためにハウス内の温度と湿度を高く管理していましたが、これからは芽を揃わすために20〜25度ぐらいに調節し始めました(^^)v

地温が上がり、ぶどうの樹が休眠状態から目を覚ますと樹液の流動(水揚げ)が始まるます。

その時に 芽傷バサミという特殊なハサミで芽の近くに傷を入れる 、”芽傷”という作業をします 。

ぶどうには頂部優先性と言って、先端の芽ばかり強く伸び、 根元の方は芽が出にくいという性質があります。

これは『オーキシン』と言う植物ホルモンが関係しているのですが、先端の芽に植物ホルモンが多く流れ、根元のほうの芽を通り過ぎていくので、そのホルモンの流れを遮断するために、芽の近くに傷を入れて、オーキシンの流れを遮断します。

こうすることで、まんべんなく芽が発芽してくれます(^-^)v

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